2016年8月31日水曜日

夏休み 73日目: オレゴンへ家族旅行 ~ Van's Aircraft 工場見学ツアー

5 泊 6 日のオレゴン旅行最終日にして、夏休みの最終日でもある 8 月 31 日は、ホテルでの朝食の後、旦那の希望で Van's Aircraft の午前 9 時半からの工場見学ツアーに行って来ました。この工場は Kit Plane(=Homebuilt aircraft、キットプレーン、自分で組み立てる飛行機)の工場で、その業界では結構有名な会社なのだとか。NASA にも部品を提供していたり、また地元の高校生達とボランティアの大人達の手で飛行機を組み立てたりと、飛行機への情熱溢れる会社な模様。
旦那は若かりし頃パイロットになりたかったらしく、そんなこともあり、ジャックにもパイロットになることを日頃から勧めているのですが... 子供らしい夢として、ジャックも将来はパイロットか、野球の選手になりたい、と今の所は言っています。自分的には、大型の商用機のパイロットじゃなくても、ヘリコプターでも小型機でも、自分で組み立てるキットプレーンでも、ジャックが大人になったら、飛行機のライセンスを取って旦那を乗せてあげれば、それで旦那の夢も叶っていーんぢゃないの? と思っています。 
旦那の話では、空を飛ぶ事を夢見る少年がいつしかオッサンになり、定年退職後に Kit Plane を組み立て、自作の飛行機で空を飛ぶ夢を叶える... というパターンか、空を飛ぶことを夢見る少年がいつしかおっさんになり、定年退職後に Kit Plane を組み立て始めるも、ようやく時間ができた頃にはかなりの年寄りになっていて、完成する前に本人が亡くなってしまい、未完の Kit Plane がネット上で売られていたりする事もあるのだとか... 
飛行機の組み立てには、一から組み立てる Standard(標準)キットと、QB(クイックビルド)キットを使った二通りがあるそうで、QB キットを選ぶと組み立てに必要な時間を半減できるとの事。仕事をしながら組み立てると、2 ~ 3 年ぐらいかかり、フルタイムで毎日組み立て作業をしたら(作る機種にもよるらしいですが)数ヶ月~ 半年ぐらいで完成する模様。旦那曰く、キットプレーンを組み立てる人達は、組み立てと並行して飛行機のライセンスを取りにフライトスクールに通ったりするとの事。
一つ年下の旦那も来年は 50 の大台に乗るので、人生で叶えたい夢に向けて、そろそろ着手しないと死ぬまでに夢を叶えられないと真剣に思い始めているようなのですが、自力で叶えなくてもいい夢というのもあるんぢゃないの? と、空を飛ぶ夢に関してはあくまでも、ジャックがパイロットになれるように学費のサポートに力を注ぐ法が現実的だと思う自分(^^;; 地元にはボーイング社もあり、夏休みの Aerospace Camp といい、環境的にはパイロットになれそうな道が旦那よりもジャックにはありそうな気が...
Aerospace Camp に行っていたジャックは、サマーキャンプで習って来た航空関係の専門用語を使って質問をしていたりして、旦那も自分もちょっぴり誇らし気な気分を味わったり(^^) 週に $300 以上もかかるサマーキャンプなので、$300 分ぐらいの知識を蓄えてくれなきゃ~と思っていたのですが、ひょんな所でその片鱗を見る事ができて嬉しかったです(^^;;
工場見学ツアーの最後は Van's Aircraft の主力ラインアップの実機見学。飛行用のライセンスを持っている人にはテストフライトのサービスも提供しているとの事。ガイドのおじさんと旦那が何やらディープな会話を交わしている間、ジャックは気に入った飛行機の操縦席に乗り込み、Flap(フラップ)を動かしたりしていて、オイオイっ、間違っても飛行機を壊さないでよ~>ジャックぅ~と思いながら写真を撮っていた自分(^^;;
この二人、夢中になるとマミーの存在を忘れ、二人っきりで楽しんでいて、自分も操縦席に乗ってみたいぞ~! と思いつつも、ニコニコしながら二人の写真をひたすら撮影。そのうち旦那も自分の存在に気づき、ジャックに飛行機から降りるように言い(← ジャック的にはなぜボクが追い出されるんだ~!? と、少々不満を漏らしつつ)自分もキットプレーンの操縦席をようやく体験。 
中は意外にも快適。シートも快適、レッグスペースも十分あり、狭い所に押し込められている感はゼロでした。同じ二人乗りでも、隣同士(side by side)に二席のデザインと、前後で二席のデザインがあり、旦那に「どっちのタイプがいい?」 と聞かれ、燃費が良いのはどちらか? と聞いたら前後二席のタイプの方がよいらしいのですが、購入客に人気なのは隣り同士のタイプとの事。
ガイドの人の話によると、飛行機のメカニズムは何十年経ってもそんなに中身は変わっていなくて、ラジコンの飛行機を組み立てるのとキットプレーンを組み立てるのは大きさの違いこそあれ、基本は同じで、実は誰にでも組み立てられるとの事でした。一方計器などのエレクトロニクス系は毎月のように改良版がリリースされているとの事。ディスプレイとして iPad をそのまま装着するタイプもあるのだとか... 世の中は技術のおかげでなんでも簡単に操作できる方向へ向かっているんだなぁ... と思いました。
ところで、旦那ほど飛行機や空への思い入れはない自分なのですが、この工場見学でもふと思ったのが、父親の存在意義。自分だけだったら Van's Aircraft の工場見学なんぞ行こうとも思わないのですが、旦那の趣味のおかげで、ジャックにとってはまた一ついい経験になったのではないかな^^? と思いました。
午前中の工場見学の後は、曇り空の Portland を後にし、一路シアトルへ。車で約 3 時間の距離で、夕方までには余裕で家に帰れる時間。ジャックは明日、木曜日から新学期。旦那は Labor Day の 3 連休明けまで夏休みなのでもう暫くのんびりできる予定です。

2016年8月30日火曜日

夏休み 72日目: オレゴンへ家族旅行 ~ Portland 到着 & Powell's Book

2 日前にハイデザート(高山砂漠)エリアを東へと Highway 26 (U.S. Route 26)を走って西海岸側まで来ましたが、今度は Highway 26 を東へと走りオレゴン州最大の都市 Portland (ポートランド)へ。カスケード山脈よりも西側にあたるこの地域は砂漠ではなく、緑に恵まれた地方で、山の中は林業が、平地では農耕が主力産業なエリアです。
Portland 市内で Highway 26 と主要基幹道路の I-5 や I-405 が交差するエリアは万年渋滞気味なので、ラッシュアワーになる前にそのエリアを通過するべく Cannon Beach を出てきて正解でした。シアトルのラッシュアワーもかなり渋滞しますが、ポートランドも負けず劣らずな混み具合で、反対車線の車の渋滞ぶりを見ながら、逆向きの車線でよかった... とつくづく思いました。
ところで今回の家族旅行中、無料の WiFi、無料の朝食、プール付きの条件を満たす同じ系列のホテルに泊まっていたのですが、どこも快適に過ごせたのですが、最後の一泊をしたホテルは部屋は快適だったのですが、ロビーに一歩入った途端旦那も自分も「え?」と、思わずのけぞってしまうほどのマリファナ臭にビックリ! ワシントン州と違って、オレゴンは娯楽用のマリファナは違法な州(医療用のみ合法)だと思っていたので、まさかホテルのロビーでマリファナ臭に出会うとは!? 目の前にいるフロントの人に苦情を言うべきか旦那共々悩んでしまいました。
結局ロビーのマリファナ臭については誰が吸っていたのかもわからない(癌患者などが宿泊しているのかもしれないし? 部屋は禁煙のはずなのでロビーの外で吸っていたのが流れて来たのかもしれないし?)ので苦情を言いたい所をぐっとこらえ、チェックイン後しばし部屋でくつろいだ後は、市内へ夕飯 + Powell's Books へ。Powell's Books は個人経営の中古本+ 新書販売の本屋さんとしてはアメリカ最大(世界最大)とも言われる本屋さんで、図書館と本屋さんが合体したような雰囲気のお店です。
Portland に来ると必ずと言っていいほど立ち寄る本屋さんですが、この本屋さんに駐車場がついているのはありがたいのですが、この駐車場、素人には怖すぎる駐車場で、運転歴 30 年以上の旦那もちょっぴりビビっていました。入り口と出口がものすごい急勾配 + 狭い + カーブ。入り口の急な坂を登りきってしまえば、中は車一台につき比較的広いスペースが確保してあるのですが、駐車場管理のおじさんが指定したスロットに駐車して、車のキーをおじさんに預けて入店というシステムで、初めての人にはちょっと変わった駐車システムに感じるかも?
本屋さんの中の COFFEE ROOM では本を読みながらコーヒーを飲む人達や、囲碁やカードゲームを楽しむ人達などで賑わっていました。この本屋さんは夜 11 時まで開いているので、夕飯の後もゆっくり店内を見て回る事ができました。旦那とは 1 時間半後に Kids コーナーで会う事にして、お互い興味のある本のコーナーへ。
ジャックが小さい頃は迷路のような店内でジャックが迷子にならないように、必ず旦那か自分のどちらかがジャックと一緒にいたのですが、9 歳にもなると店内のマップを見ながら自分で見て回れるようになり、多少心配ではあったものの、旦那がいるセクションと自分がいるセクションの間の行き来は一人でも OK という事に。その代り、旦那も自分もジャックが二人の間をちゃんと行き来できている確認のメッセージを携帯に送るようにしていました。 
ジャックが面白そうだと言って本棚から持って来る本を見ながら、アメリカの 9 歳児の英語力は読むだけだったら日本の大学生ぐらいの英語力かも? と思うのでした。ちなみに自分の非力な英語力ではジャックと旦那の会話についていけない事も多々ありますが、ジャックが何か難しそうな単語を口にする度に、「おぉ~すごいね~ジャックぅ~」とニンマリする自分。これで読む力以上に書く力が備わったら、学校のレポートとかサクサク書けるようになるのかな? と。本屋さんでの 1 時間半はあっという間で、ジャックには猫に関する冗談がたくさん載った本を買ってあげたら、I CAN HAS CHEESEBURGER 以上にハマり、ホテルまでの車の中でも、ホテルに帰ってもひたすら読みながら笑い転げていました(^^) ちなみに、夜ホテルに戻った時には、夕方チェックインした時のあのマリファナ臭はなくなっていてほっとしました。

夏休み 72日目: オレゴンへ家族旅行 ~ 午後はギャラリー巡り、のち Portland へ

Seaside でのウィンドーショッピングを終えた後は、Portland
に向けて移動し始める前に、Cannon Beach でピザランチ & ギャラリー巡り。旦那が好きなピザ屋さんにはゲストが自由に落書きできるスケッチブックが置いてあり、毎回そのピザ屋さんに寄る度にちょっとした落書きを残しているのですが、今回も家族旅行の記念に猫のイラストなんぞを描いてきました。 
旦那ほどピザ好きでもないジャックと自分は、ランチはピザ以外のものでもよかったのですが、旦那は週に最低でも一度はピザを食べないと生きて行けない体な模様... 自分は旅行中、たいした運動もしていないのに食べ過ぎな感じで、着実に太りつつあるのでベジタリアンピザに... yelp 等で評判の良いピザ屋さんなのですが、ベジタリアンピザのスライス $3.75 はちょっとぼったくってないか~? と、オレゴンに来て初めて "割高感" を感じた一枚(ーー;
こちらがこのお店にあるスケッチブック。ピザを食べながら、このスケッチブックを眺めるだけでも結構楽しいです。かなりの力作やら、絵心のある大人達の作品から、明らかに幼児の描いたものと思われる、とても無垢なイラスト等(^^)
他の人達のイラストを見て思った事なのですが、絵の上手い下手は別として Eye catchy な (ページを開いた途端にパッと目に飛び込んで来るような)絵の方が地味に名前と訪問日だけのものよりも 100 倍目に付き、見つけやすい! という事に気づき、今回は大きさで勝負な、猫の絵にしてみました。ジャックは I CAN HAS CHEESEBURGER の写真集の中からお気に入りの一枚を模写していました(^^)
ピザ屋さんでのランチの後はいつものように Cannon Beach にあるアートギャラリー巡り。旦那も自分も絵を描くのは好きなので、老後は油絵とかアクリル画でものんびり描きながら暮らしたい... というような話をしている旦那なのですが、先月半ばに伯父さんが急に亡くなったり、お義母さんの彼が癌の診断を受けたりして、だんだんと年老いた家族や知り合いが人生の終わりに近づいている事もあり、「やりたい事はやれるうちにやろう!」という思いが強くなっている模様。
そういう点では、自分はやりたい事はやれるうちにやって来たと思っているので、これから何かをやらねば! みたいな鼻息の荒い願望はさほどないのですが、強いて言えばジャックをまっとうな大人に育てあげ、独り立ちするのを見届けるのが自分にとっての一番大きな仕事兼楽しみだと思っています。この先ティーンになったらどうなるのかはわかりませんが、今の所ジャックは優しい子で、あまり非常識なワガママも言わず、親としてはかなり育てやすい子供で、9 歳児と一緒の家族旅行が疲れるだけの旅行ではなく、親も子供も楽しめる旅行でよかったな~と思いました。
きっと自分の頭の中には、独身時代の "子供はみんなクソガキ" という考えがどこかにあって、子供なんぞいたら落ち着いた休暇など夢のまた夢... という気持ちがいまだにあるのだと思いますが、そのおかげで、周囲が言うよりも、また自分が思っていたよりもここまでの子育ては意外にも楽だった... と思えるのかもしれません。子供が欲しくて欲しくてたまらなくて、いざ子供を授かったら、母親が育児ノイローゼになってしまった... というような話に少なからず恐怖感を抱いた時期が遠い昔に思えます。
ギャラリー巡りを終え、デザートのアイスクリームを食べ、最後にもう一度 Cannon Beach の砂浜まで歩いて行きました。ジャックが水際まで歩いて行きたいと言っていたのですが、平日のラッシュアワーが始まる前に宿泊先のホテルに到着したかったので、「ここへはまた来るから...」と言ってビーチを後にしました。ちなみに Cannon Beach の砂はキメが細かく、歩くとキュッ、キュッという音がするのですが、Seaside のお土産屋さんの貝殻の海の音と言い、砂の上を歩く音と言い、旅の思い出に "音" はつきものだな~と思いました(^^)
さて、5 泊 6 日の家族旅行も終盤で、この後は Cannon Beach から車で一時間半の Portland へ。明日の午後にはシアトルに向けて北上開始です。

夏休み 72日目: オレゴンへ家族旅行 ~ 午前中は Seaside でショッピング

5 泊 6 日のオレゴン家族旅行 5 日目は夕方最後の宿泊地の Portland (ポートランド)へ移動する移動日でしたが、Portland までは車で 1 時間半ほどなので午前中はホテルでの朝食を済ませた後ホテルをチェックアウトして Seaside でショッピング。Seaside Outlet Mall では今年の 2 月にも買ったジャック用の Nike の靴を買い、お土産屋さんの立ち並ぶメインストリート(Broadway)をぶらぶらとウィンドーショッピング。 
免税の州オレゴンなので、何を買っても表示価格通りの値段。長年 Sales Tax を払っている(払わされている、とも言う)と、そんな単純な事が嬉しく感じるのでした(^^)

こちらは、お土産屋さんで見かけた面白 T シャツ。D.A.D.D.(=Dads Against Daughters Dating=お父さんは娘のデートに反対)は他の場所でも見かけた事があったのですが、THE ASS FAMILY には家族三人とも吹きました(笑)一番下の男の子が "Dumb" Ass(おバカな子)になっていて、近くにいた他の観光客のおじさんからも笑いが漏れていました(^^)
貝殻を売っているお店では、ジャックと二人で、「これが $50 で売れるなんて! 砂浜に貝殻拾いに行かねば!!」と目を輝かせながら見ていました。お店の人にジャックが「この貝はみんなこの辺りのビーチで見つけたものなの?」と質問したところ、このお店で売られている貝は世界各地から送られて来た貝だという事が判明。貝殻が豊富なビーチというと、ふと唐津のビーチを思い出しました。ちなみに、大き目の貝を耳に当てると、海の音が聴こえ(実際には自分の耳の中の音なのですが^^;)これがかなり楽しくてやみつきになってしまいました(^^)
その他お土産屋さんで目を引いた物としては、この猫や犬の指人形の玩具でした。小さな子供と卓上で遊ぶのによさそ気な指人形の玩具でした。
こちらはムードリング。体温でリングの色が変わるという、小学生ぐらいの子供達に人気のアクセサリー。一個 4 ドルぐらいで売っていて、リングの表面を触ると中の液晶(Liquid Crystal)の色が瞬時に変わるというシロモノ。色の変化が面白くて、大人の自分でも一つ欲しくなったぐらいなので、子供(女の子)達に人気のアイテムに違いない! と思いました。 
でも、今回 Seaside で買った物の中で一番ヒットだったのは、猫の笑える写真集 "I CAN HAS CHEESEBURGER"。既に全盛期を過ぎた感はありますが、9 歳児の脳にはたまらなく可笑しい写真集だったようで、iPad で遊ぶ代りにひたすら I CAN HAS CHEESEBURGER を読んでは、クスクス、ゲラゲラと笑い転げていて、見ている自分達も思わず引き込まれて笑ってしまいました(^^)

2016年8月29日月曜日

夏休み 71日目: オレゴンへ家族旅行 ~ Cannon Beach で過ごす一日(^^)

5 泊 6 日のオレゴン家族旅行 4 日目は一日ビーチでのんびりと過ごしました。夏休みとは言え世間は月曜日なので、心なしか日曜日よりもビーチは空いているような気が... ビーチではホースライディングを楽しんでいる(馬でビーチを歩いている)人達の姿もあり、ジャックがもう少し大きくなったらホースライディングツアーにも参加してみたいです(^^) ちなみにホースライディングの一行は Haystack Rock 側ではなく Ecola State Park 側へと北上して行きました。
夕方の干潮に向けて引き潮気味のビーチ。遠浅の砂浜にビーチチェアーを持ち込んでいる人達やテントを張っている人達の姿が点在していました。ビーチの北側(=Ecola State Park 方面)に並んで見える岩も引き潮で、普段は水面下にある部分もかなり見えていました。
気温は Bend に比べるとかなり涼しかったのですが、旦那にとっては暑過ぎず適温だったようで、ビーチに風除けのテントを張ってお昼寝モードに入っていた旦那。ジャックと自分は暫く凧揚げに興じていました(^^)
月曜日は実はかなりの強風で、上空は一歩間違うと凧が壊れてしまいそうな勢いで、自分の凧(=カエルの Froggy)は久々に凧糸が全部伸びきるほど高い所を飛んでいました。ジャックはお気に入りのラッコ凧が風で壊れてしまいそうだと心配して、あんまり上空まで飛ばさないようにしながら遊んでいましたが、糸が切れたりしたら、確かに二度と会えないだろうな、というぐらい強い海風の日でした。
ひとしきり凧揚げを楽しんだ後は三人ともビーチテントでしばし休憩。自分は 8 月半ばに友人宅にペットの弔問に行った際に借りた本の続きを読んでいたのですが、借りた時に「この本の感想を聞かせてね^^?」と友人に言われたので感想についてはまた別エントリでじっくりと... ちなみに借りた本は "できそこないの男たち" というタイトルで、生物学者の福岡伸一さんという方が書いた本です(2008 年に光文社より出版)男の子を持つ母親の視点も交えてこの本の感想文はまた後日...(^^)
長年 Cannon Beach に来ていますが、今日ほど風の強い日は初めてで、砂浜の足跡も砂浜に書いた文字も風でどんどん形が変わっていき、足跡はモコモコとしたラクダの足跡のように... 早目の夕食に出かけるべく、風除けのテントを片付ける時だけは、強風のおかげでテント内の砂を払い落とすのだけは簡単にできました(^^)
強風の中、ジャックのリクエストもあり S'more 作りも敢行。毎度の事ながら暖炉で使う 2 ~3 時間燃焼するファイヤーログ(firelog)持参だったので、強風でも簡単に焚火を起こす事ができました。ファイヤーログは木の屑に燃料を染み込ませたものを四角く固めたもので、一旦外側の袋の部分に火がつけば後は燃え続けるという便利な一品。風が強いと薪だけで焚火を起こすのはかなり大変ですが、市販のファイアーログを一本持ってビーチへ行くと、、強風でも小雨の中でも簡単に焚火ができて便利です(^^)
この強風の中でも焚火をしていたせいか、「キャンプファイヤー用のオイルを持っていませんか?」と聞きに来た人達がいましたが、うちはファイヤーログを使っていると言ったら「That's smart!」(それは賢い!)と言って去って行きました。 
S'more 作りに使うチョコレートを Cacao 85% 以上のダークチョコレートにして以来、歯が溶けそうな甘さの S'more ではなくなり、自分としては "パーフェクト S'more" だと思っていますが、チョコレートの他にマシュマロを焦がさないように焚火の熱で柔らかくするのも大事なポイントだと思っています。アメリカ人はマシュマロを焦げるまで火に炙る人が多いようですが、焦げ目のないマシュマロがトロふわ状態になっているのが理想の S'more の条件かな... と(^^)
4 日目のディナーは Cannon Beach の老舗レストラン Driftwood でした。今年の 2 月に食事に行った Seaside の Nonni's Italian Bistro も捨て難いと思ったのですが、干潮時に Haystack Rock(ヘイスタックロック)の潮溜まりを見に行きたかったので、Haystack Rock に近い Cannon Beach のレストランで早目の夕食でした。 
旦那が絶賛していた Dungeness Crab Roll(ダンジネスクラブロール=カニサンド)カニがこれでもか? ってぐらい詰まっていて美味しかったとの事。ジャックはいつものように、パスタを注文...したところが、ここでもパスタの味が妙にスモーキーで、どう考えても茹であげただけのパスタにはない、ステーキか何かを焼いたフライパンにでも一緒に入っていたような味で、決して不快な味ではないのですが、ジャック的には NG だったようで、半分ぐらい食べてしまった後だったのですが、作り直して貰い一件落着(ほっ)
自分はなぜかむしょうに牡蠣が食べたくなり、珍しく牡蠣フライを注文。牡蠣フライというと、断然レモン+ウスターソース派なのですが、ウスターソースがあるかどうかを聞くのを躊躇したのはウスターソース(=Worcestershire Sauce)を人前で英語で発音した事が全然なく、また言っても絶対に通じない自信があったので、おとなしく付いて来たタルタルソースとカクテルソースで頂きましたが、どちらも美味しかったです。自分が牡蠣フライを注文するなんて... 実はかなり疲れている? >自分
夕食の後は干潮の Haystack Rock へ。いつもなら海水が引いた後には海草が付着した岩や大き目の石がゴツゴツしている潮溜まりなのですが、強風で(波の力で)運ばれた砂が岩の部分をほぼ覆い尽くしていて、歩きやすいものの海洋生物達を観察するどころの話ではなく、緑色のアネモネとか、貝とか、みんな砂の下に埋まってしまっている模様... 数時間後には満ち潮で海水の下になるエリアですが、海洋生物達が無事に砂の下から解放されますよう!

2016年8月28日日曜日

夏休み 70日目: オレゴンへ家族旅行 ~ Cannon Beach 到着(^^)

オレゴン州の内陸部を西へ西へと走り、カスケード山脈を越えて Cannon Beach(キャノンビーチ)に無事到着。4 時間余りのドライブの後、車を降りてみると、明らかに気温が違う!、空気が違う! そして、なんだかもぅ秋~な感じがひしひしとしました。日曜日なのでビーチには焚火をしている家族連れ、若者のグループ、年配のカップル等や、凧上げをしている子供達等々(^^)
Cannon Beach に来ると必ず訪れるのが、Mo's。自分的には Mo'sブイヤベースを食べずして Cannon Beach は語れない(^^! と言うぐらいお気に入りのメニュー。そんなわけで Cannon Beach 到着後、まずは Mo's に行ってディナーでした(^^) 旦那はアウトドア席の方が良さそうだったのですが、Bend のあの真夏のような気温と比べるとかなり涼しく、さらに海風も吹いていたので、レストランの中で食事をしました。
シアトルでもそうなのですが、アウトドア席は雰囲気や景色は良いけのですが、頭上にヒーターがないアウトドア席では結構寒い目に遭う事があるので、ヒーターの有無はチェックポイントです! ちょうど Bend の Factory Outlet Mall でフリースと秋や春に着られる薄手のジャケットを買ったのですが、Cannon Beach ではそれがいきなり役に立ちました(^^)
こちらが Mo's 定番のブイヤベース(Bouillabaisse)。旦那が、今回は具の乗り具合がこれまでで一番多いんぢゃない^^? というぐらい、カニをはじめ魚介類たっぷりのブイヤベースでした。この 10 年余りの間に値段が $3 ほど値が上ったものの、それでもこのレストランで一番高いメニューのブイヤベースが $17 というのは、かなり良心的な値段だと思います(^^) カニもお飾り程度ではなく、身が詰まっていて実に満足(^^) 
夕食の後はジャックのラッコ凧を持ってビーチへ(^^) Cannon Beach 到着時に吹いていた海風は弱まり、ちょうど夕凪の時で、ラッコ凧を揚げるには少々ダッシュが必要でした(^^)
海辺でラッコ凧を持って走るジャックを追いかける旦那(^^) 実に平和な夏休みの風景。子供にはとっとと育って大人になって欲しいと思う反面、自分達の子育て人生の一番楽しい時期は、子供がまだ素直に親の言う事を聞き、素直に自然に感動する小学生ぐらいのうちなんだろうな~と、この三年ほど、"今が一番いい時期" 感を噛みしめている自分です。
結局サンセット(日没)までビーチで凧揚げをしたり、お散歩をして過ごしました。日曜日の引き潮は夕方 5 時半頃で、夕飯を済ませてビーチに出て来た頃にはヘイスタックロック(Haystack Rock)の袂の潮溜まりは既に水面下に... ところで、ここ数年、潮溜まりで観察できたヒトデが、Starfish Wasting Disease(または Sea star Wasting Syndrome)というヒトデの病気で9 割ぐらいが死滅しているという話で、オレンジ色や赤紫色のヒトデを潮溜まりで見かける事が少なくなってしまったのが実に残念です。
ヒトデの大量死に関しては、最初にその事実が確認されたのはワシントン州で、その後オレゴンやカリフォルニアなど、アメリカ西海岸全域でも確認され、ヒトデが自殺によって死滅しているというニュースには海洋生物学者だけでなく、自分達のような観光客にも、地球レベルでの環境の変化を感じさせ、少々不安な気持ちにさせられます。"ヒトデの自殺" ですが、リンクのビデオにその様子が映っていますが、自殺するヒトデは、腕がねじれ、ねじれた腕の先の部分が、腕がちぎれるまで本体から離れようと動き、最終的には、本体から切れた腕の先だけが動いているといった不思議な状態でした。ちぎれた腕の先はその後 1 時間ぐらい、本体の方は腕がちぎれた後はほぼ 24 時間以内に死んでしまうとの事。自分の体の一部を切り落とす生き物としては、トカゲなどがいますが、外敵から身を守るための防衛手段だったり、またトカゲの場合には切れた尻尾が再生できるのですが、再生能力のないヒトデは腕が切れてしまった後はそのまま死んでしまうのだそうです。Cannon Beach へは毎年必ず家族旅行で来るので、カラフルなヒトデ達が復活する日を心待ちにしています。